2020-08-11 プレスリリース
アスタミューゼ、独自の可視化メソッドで、未来の事業開発を推進する専門チーム「Future Vision Studio」を電通、ピクシブ、Konelの3社と共に発足
アスタミューゼ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 永井歩)は、株式会社電通(本社:東京都港区、社長:五十嵐 博)、世界中のイラストレーターとつながるピクシブ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:國枝 信吾)、次世代クリエイティブカンパニーのKonel(本社:東京都中央区、社長:出村 光世)と共に、独自の可視化メソッドで未来事業を共創する専門チーム「Future Vision Studio(フューチャー・ヴィジョン・スタジオ)」(※1)を立ち上げました。
Future Vision Studioでは、「飛躍的なアイデア」「未来の兆しデータ」「緻密なビジュアライズ」「迅速なプロトタイピング」を掛け合わせ、未来のヴィジョンを高解像度に可視化するメソッドを開発しました。このメソッドを活用して、企業や組織の既存事業拡張や未来ヴィジョンづくり、新規事業や新製品の開発などをサポートし、より良い未来社会の実現に貢献していきます。
VUCA(※2)時代といわれる現代においては、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、ビジネスの未来はますます可変性が高く複雑なものになっています。この正解が見つけにくい世界で、漠然とした未来予想に基づく事業開発には、これまで以上に大きな失敗のリスクが伴うと考えられます。そこで、漠然とした予想だけではなく、「実現したい未来」を鮮明に描き(=未来・ヴィジョンの可視化)、そこからバックキャスティングして今必要なアクションを導き出し、事業をドライブさせていく手法を確立することが急務です。
この課題に対し「Future Vision Studio」では、4社がもつノウハウと強みを融合し、「飛躍的なアイデア」、「未来の兆しデータ」、「緻密なビジュアライズ」「迅速なプロトタイピング」を掛け合わせて、企業が目指すべきゴールを高解像度に示す独自の可視化メソッドを開発しました。
このメソッドでは、クリエイティブのアイデアと世界80カ国を網羅した未来の兆しデータの間を行き来することで、これまでのコンサルティングとは違った、実現可能でありながらも新規性に溢れた未来事業構想が生まれ、それをビジュアルとして定着することで、より具体的に事業イメージや課題を捉えることが可能になります。ビジュアライズの過程においては、PR視点やモチベーション視点も加味しながら、世の中にとって未来構想の価値を最大化していきます。
完成した未来構想のビジュアルは誰もが一目で分かる「事業の目標図」となるだけでなく、世の中の興味や話題、資金やパートナーも惹きつける「世の中を実際に動かす力」を備えた事業のドライバーになります。
また、未来事業構想のビジュアル化後も、プロトタイプ(試作品)開発や事業コンサルティング、WEB・EC・製品開発、コミュニケーションプランニングまで一貫して提供することが可能です。
アスタミューゼは、「Future Vision Studio」を通じ、自社の膨大なイノベーションキャピタルデータベースと、企業の新規事業開発やコンサルティングで得た独自のノウハウ/分析力で、未来構想に取り組む企業に貢献いたします。
【Future Vision Studio公式サイト】
https://futurevision.studio/
※1 Future Vision Studio
未来価値の構築を目指す電通社内横断組織「フューチャー・クリエーティブ・センター」のメンバーを中心に、パートナー企業3社と構成される合同チーム。今後も社内外のメンバーを拡充していく予定。商標登録出願中。
<パートナー企業>
株式会社電通:企業の事業成長パートナーとして、アイデアの力でビジネスを推進する。
ピクシブ株式会社:イラストコミュニケーションサービスpixivを中心に、複数の創作活動支援サービスを運営。創作の力で解像度の高い未来構想を描く。
Konel:テクノロジーとアートの融合させるクリエイティブカンパニー。未来構想をプロトタイピングする。
※2 VUCA(ブカ、ブーカ)
Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなぎ合わせた造語。現在のビジネス環境は変化が早く、先の予測が困難な状況に直面しているという時代認識を表す。